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導入事例

検査技師、看護師、薬剤師それぞれの目線での
ICT Mateの感染管理業務活用事例。

病院名
新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院
所在地
新潟県南魚沼市浦佐4132番地
病床数
454床
設立
2015年6月
URL
https://www.uonuma-kikan-hospital.jp/

新潟大学地域医療教育センター魚沼基幹病院は、第2種感染症指定医療機関、救命救急センター、救急告示病院、地域医療支援病院、などの指定を受け、「魚沼地域が1つの病院」の実現を目指して、地域医療者・施設と連携することを運営の基本方針の1つに挙げられております。
今回は、感染制御支援システムICT Mateを2017年に導入いただき、丸4年が経過する中、システムの活用状況ならびに今後のシステムへの期待について、検査技師の坂西清様、看護師の目崎恵様、薬剤師の岩田真子様にお伺いしています。

導入前の課題

データ処理に追われ、感染対策業務に時間を割けないもどかしさ

目崎様:

ICT Mate導入前はサーベイランスデータ(SSI、CLABSI)、針刺切創事故の管理、スタッフの抗体価測定結果など必要なデータをExcelで管理していたため、入力や集計に手間と時間がかかっていました。 抗体価については、手作りの抗体価カードを用いて、個々が携帯し運用していましたが、携帯しない職員もおり、自身の抗体価結果がすぐにわからないといった状況も散見されていました。 また、従来使用していた病棟マップでは、感染経路別予防策実施中の患者様が把握しにくいなど、感染対策業務を行う上で実効性の不足や不便を感じることが多くありました。 事務作業が時間外になることも多く、CNICとして現場のラウンドの時間を削減してしまっていることが非常にもどかしく、つらく感じていました。

坂西様:

月報やアンチバイオグラムの作成にあたり、対象となるデータ抽出やそれを纏める作業に非常に手間がかかっていました。

岩田様:

私も月報作成には大変時間がかかっていました。特に抗菌薬の使用量を集計するために、注射の実施データから使用量を算出し、自作のExcelに手入力し、AUDを算出して・・・と膨大な時間が掛かっていました。また抗菌薬適正使用支援ラウンドのための対象リストの作成に時間を要することも改善したいポイントでした。

ICT Mate選定の決め手

必要な機能を網羅する専門性とコストパフォーマンスの高さ

目崎様:

ICT Mateを知ったきっかけは『イラスト みんなの感染対策(下間正隆先生著)』に感染制御支援システムの掲載があったことです。掲載内容を見て実際にどのようなシステムなのか知りたくなり、実際にお話を聞かせていただく中で、ICTにとって必要な機能を持ち合わせていることがわかり、導入したいと強く思いました。また、これだけの機能がある中で比較的手頃な価格であったことに驚きました。限られた予算の中、入札方式での購入でしたが、結果として予算範囲内で希望通りICT Mateに決定し非常にありがたかったです。決定後、導入に向けた打合せを行う中でも、現場の「こうしてほしい」の要望に対して、様々検討し結果的に応えていただけたことも嬉しく思いました。

岩田様:

私としては、システム導入前の大きな課題であった各種統計データの作成が容易に行えることがとても魅力的でした。統計や集計データの作成に関しても、打合せの際の要望事項になるべく応えようと検討していただけたのはありがたく感じました。

導入効果・活用事例

事務作業の負担を減らす、だけではない。感染制御の意識改革を

坂西様:

統計処理は大変助かっています。導入後はデータ抽出がスムーズに行えるようになり、各種資料の作成がかなり楽になったと実感しています。それだけではなく、ICT Mateを使用することで自身の抗体価を簡単に把握できるようになったため、ICTメンバー以外の職員の意識も向上したと感じています。また、eラーニングの機能を活用することで、感染対策研修においてDVD研修後にテストをすることで参加者の集計もでき、未受講者のフォローを行うなど研修の実効性が向上しました。

目崎様:

当院では抗体価検査は外注検査で実施していますが、結果データをそのまま一括でICT Mateの中に入れられるので、とても楽になりました。また、サーベイランス業務についてはSSI,CLBSI,UTIサーベイランスを実施していますが、例えばSSIに関して言えば、回診に同行し創部の状況を確認しているものの、対象患者全ての創部を日々CCNICが確認することはできません。その点、システム導入後は病棟スタッフの入力した観察項目(発赤や腫脹など)を集約できるようになったため、早めに疑いの介入ができるようになりました。事務作業については、月毎の委員会でサーベイランス結果を報告するため感染率のデータ集計が非常に助かっています。特に、述べ入院患者数については、定義に基づいた述べ入院患者数が自動算出できるため非常に便利です。

岩田様:

私はICT Mateで作成した抗菌薬使用量の診療科別AUDを毎月報告しているのですが、科別や病棟別のデータを容易に提示できるようになり、大変役立っています。また、抗菌薬適正使用支援機能において、患者詳細表示の機能は、バイタル値や検査結果と並行して抗菌薬の処方状況も確認することができるため有効に活用しています。ICTメンバー以外の職員も、本機能を利用しており、院内全体での情報共有にも役立っています。

今後ICT Mateに期待すること

地域の感染制御のプラットフォームへ

目崎様:

当院の基本方針でもありますが、地域の感染対策を推進するための活動に活用していきたいです。例えば介護福祉施設の感染予防対策リーダー養成、保育施設研修、院外での研修会実施やラウンド実施、地域内の病院、保健所との院内感染合同カンファレンスの実施(10施設が参加)など、地域連携活動に活用できるシステムに発展していくことを期待しています。

貴重なお話を頂きましてありがとうございました

取材日:2021年7月6日

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